「どうやったら売れるか」という提案が欲しかった

「どうやったら売れるか」という提案が欲しかった

岸本石材工業株式会社

皆さんこんにちは。
今回のインタビューは岸本石材工業の岸本社長です。
同社は営業目的のウェブサイトを作ろうとされていましたがどうしてもうまくいかず、1年ほど停滞し困っておられました。
なぜうまくいかなかったのか、それをどうやって解決させていったのかをお話しいただこうと思います。
それではよろしくお願いいたします。

まず最初に、ご依頼のきっかけとなったHP制作ツール導入の経緯をお聞かせください。

HPリニューアルで新規顧客開拓のはずが…

これまで、私たちは墓石を中心とした石材卸業としてやってきましたが、時代の変化とともに墓離れが進み、団塊の世代以降はますますお墓の需要減少が予想されます。そこで今後は、会社として建築・エクステリアの分野をもっと伸ばしたいと考えました。

しかし、建築・エクステリア向け商品を案内するツールが十分ではない。お客さんにもっと商品の魅力を知っていただくため、ウェブカタログを作ろうと動き出したのが最初です。

そんなときに別の専門業者さんからお話を頂いてHP制作ツールを導入し約1年、HPのリニューアルを進めていたのですが、結果として上手くいかなかった。私が思い描いていたものとは違いました。

建築向け石材を販売するためのサイトをつくりたかった


どこが違いましたか? 上手くいかなかった原因は何だった思われますか?

本当に作りたかったのは商品が売れるホームページ

何のためにHPを作るのかという目的にズレがあったんだと思います。
私はかっこいいHPを作りたかったわけではなく、作りたかったのは商品を売るためのウェブカタログ。

私たちが求めていたのは、どんなふうにHPを変えれば商品が売れるのかという視点でした。
売り上げを伸ばし、会社を成長させるためにはどんなHPが必要か。そこを考え、提案してくれる、それが一番大事。商品の魅力をお客さんにどう伝えていくべきかヒントが欲しかったんです。

だけど、それはそっちで考えてください。パッケージの提供・制作はするけれど、中身は自分で考えてくださいとのことでした。私たちは中身をどう作っていけばいいのかが分からず、前のHPをコピーして作りかえるような状態。意図したものとは違う方向に進むばかりで、完成には程遠い状況でした。

そんな中で、私にご依頼いただいた決め手や理由は何だったんでしょう?

売り上げアップを見据えた具体的なコンテンツ提案

正式に依頼する前段階で相談したときに、この人は“売りたい人のことが分かってるな”と感じたのが一番の理由です。商品が売れないと意味がない。黒瀬さん自身がそういう考えをもっていました。

依頼を検討する中で、他社での実績はもちろんですが、その実績の中で、黒瀬さんがどういう関わり方をしたかが、私にとって重要でした。HP完成に至るまでのプロセス、どう作ったかという部分です。

単に“パッケージに写真を落とし込んで完成”ではなく、マーケティングや競合分析、世間のニーズ・動向、いろんな視点を踏まえたうえで、一方通行ではなく互いに意見を交わしながら進めていく。具体的なコンテンツの提案や原稿準備など、実際の動きを聞いて、それなら!と黒瀬さんに決めました。

あとは、話しやすさ。制作会社やコンサルタント等々いろんな営業の方が来られるけど、正直、カタカナの専門用語ばっかりでは何を言っているのか分かないときがあります。その点、黒瀬さんは分かりやすく、それどういう意味?と気軽に聞き返せる気安さも。

HPに載せる中身として、選ばれる理由、競合との差別的優位点を固めることからスターしましたが、実際に一緒にやってみて、そのプロセス、成果はいかがでしたか?

売れるHPには、自社に特化したマーケティングが必要不可欠

選ばれる理由を考えることはマーケティングの基本なので、今までもセミナー等でやっていましたが、マンツーマンでできたのが良かったと思います。一般的なものではなく、自分の会社に特化して進められたからこそ、具体的な形、内容としてHPに落とし込むことができました。

うちには何が足りないのか。逆に何が強くて、今後どこに力を入れていけばいいのかが明確に。HP制作を通して見える化できたことで、社員の誰もが自分たちの強みを口に出し、言葉で伝えられるようになり、営業トークにも生きています。

これを機に今後は、月1回のミーティングを黒瀬さんと行いながら、マーケティング、ウェブマーケティングを強化し、建築・エクステリア向けのさらなる営業拡大を目指します。

選ばれる理由を明確にしたウェブサイト
(デザインはサイト制作システムを利用・現在コンテンツを追加制作途中)


岸本社長、おいそがしい中インタビューにお答えいただきありがとうございました。
まだまだ改革は始まったばかりですが、一緒に頑張っていきましょう!
今後ともよろしくお願いいたします。

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