新規事業のマーケティング分析からウェブ販促まで

新規事業のマーケティング分析からウェブ販促まで

あすなろコーポレーション

社名 あすなろコーポレーション
主な商材 賃貸住宅を中心とした内装工事・リノベーション工事
業種 建設業
社員数 12名
課題 新規事業を進めたい(既存事業の衰退からの脱却)
実施サービス マーケティング及びウェブコンサルティング
結果 マーティングデータを元に事業計画を策定。事業再構築補助金にも採択され、スムーズかつ納得しながら新規事業を進めることができた。

皆さんこんにちは。
弊社の実績でもよくご紹介させていただいている、あすなろコーポレーション様。
今回は新規事業を始めるにあたって、各種マーケティング分析から事業計画書の作成、販促ツールの制作までお手伝いさせていただきました。
大饗社長はなぜ新規事業に取り組もうと思ったのか。そしてその進め方はどうだったのか。
インタビューをご覧ください。

それでは大饗社長。よろしくお願いいたします。
まずはじめに、新規事業立ち上げの背景からお聞かせいただけますか?

目先の改善では解決しない。思い切った新業態へのチャレンジが必要

弊社は元々は内装業で、下請けとして賃貸住宅のリフォームや入退去に伴う内装の工事を主軸としていました。しかしコロナ禍で人の移動がなくなり、賃貸住宅の入退去が減ったことで仕事が激減。その後も原材料高騰で売り上げが安定せず、先行きがみえない状況でした。

現状の打開はもちろん、これからの厳しい時代に備え、自分たち発信で利益を生み出せる仕事、自分たちが元請けとなる仕事をつくっていきたいという思いから、新規事業(築30年超の中古分譲マンションを自社で購入し、リノベーション後、再販売する)の立ち上げに至りました。

また、大規模な事業に取り組むことで、会社としてのチームワークを確立させ、社員に広い視点と大きな動きを身につけてほしいと常々考えていたことも新規事業立ち上げの理由の一つです。

新規事業である「分譲住宅のリノベーション販売」のウェブサイト

新規事業である「分譲住宅のリノベーション販売」のウェブサイト


今回の取り組みで得た成果や感じたことはありましたか?

単体の取り組みでは生まれなかった相乗効果

黒瀬さんにお任せした
① 新規事業のマーケティング分析
② 事業再構築補助金採択に向けた事業計画書作成
③ 事業計画に沿ったスタッフ研修
④ パンフレット作成
⑤ ウェブサイトの企画・制作
までが、一連の動きとしてつながっていたからこそ生まれた相乗効果に驚いています。

まず、事業計画書を黒瀬さんと一緒に作ったことで、先行きの見えない状況から、ちゃんと未来が見えるストーリーができました。行くべき方向を見い出せたのは大きかったです。会社としても、社員としても。

スタッフ研修として社員を巻き込みつつ、計画書作成のプロセスを共有し、社員が理解しながら進められたので、いざ形になったときに「えっ!?」という温度差がありませんでした。振り返ってみると、それがすごく大事だったと実感しています。

社員が共に同志として取り組んだことで、自分たちのミッションが自ずと見えてきたんだと思います。自分たちの能力は誰に求められていて、どうすれば役に立てるのか、社会に生かせるのか――理解が深まると彼らにも夢ができます。こうなりたい、こんなことがしたいと、これまで以上に自分の仕事に夢がもてる。

実際、職人としてのスキルはどんどん上がっているし、新たな資格を取得する社員も。個々の能力がますます熟成してきたなと感じています。
既存事業にもいい影響が出ていて、カーテン部門の売り上げが伸びています。

私への評価はいかがですか?良かった点があれば・・・

マーケティングスキルの高さとストレスを与えない安心感

まずは分析能力の高さです。マーケティングに長けているところ。お客さまのニーズをデータで理解しながらも、会社側の目線にもちゃんと合わせてくれる。だからこそ無理なく進められました。

次に数字を明確にするところ。感覚的なものではなく、数字で示してくれるエビデンスは貴重な判断材料になりますし、新事業の仕掛けにおいても重要不可欠です。

あとは、やりやすさと安心感。どの従業員とも折り合い良く進めてくれて、とにかく「報連相」がしっかりしていたので、ストレスなく安心して任せることができました。
黒瀬さんとのやりとりで感じた心地良さは、逆に私たちにとっても勉強になりました。こういうことがお客さまへの安心感につながるんだな、と。

当時を振り返ってお話しいただく大饗社長

当時を振り返ってお話しいただく大饗社長


最後に、今後の展望をお聞かせください

チーム力を高め、新業態を強くするきっかけに

新事業を足がかりに、社員のため、お客さまのため、世の中のためになるような形で会社を成長させていきたいと考えています。

「お客さまに寄り添いたい」「お客さまや地域に恩返しをしたい」。
事業の根底にある私の思いが今回の取り組みを通して、より具体的な形となりました。

今後はきっと、今よりもっと厳しい時代が来る。だからこそこの取り組みをきっかけに、私一人ではなく、社員と共にチームワークと総合力で思いを一歩ずつ実現したいと思います。

大饗社長、おいそがしい中インタビューにご協力いただき、誠にありがとうございました。
挑戦はまだまだ続きますが、これからも末永くよろしくお願いいたします。

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