“手探り”から“狙いどおり”のウェブ集客へ やるべきことがクリアになりました

“手探り”から“狙いどおり”のウェブ集客へ やるべきことがクリアになりました

あすなろコーポレーション

社名 株式会社あすなろコーポレーション
主な商材 カーテン・ブラインド・インテリア
業種 小売業
社員数 12名
課題 SNS等のネット集客で成果をあげたい
実施サービス デジタルマーケティング人材育成講座(SNS・Web集客コース)
結果 何をやってもうまくいかない状況から、やるべきことが明確に。

インスタグラムを中心にSNSを活用した集客にチャレンジしているあすなろコーポレーション様。
スタッフの皆さんは何に困っていて、何を解決できたのか。インタビューにお答えいただいていますので、ご覧ください。

ではまず研修を受けようと思ったきっかけ、研修の課題・目的を教えてください。

インスタグラムで認知度アップを目指すも結果は…… 打ち切りに

課題は認知度です。あすなろの認知度を上げて、集客するのが今回の研修の目的でした。売り上げを上げるにはまず、あすなろの存在を知ってもらう必要がありますよね。ここ最近ではインスタで認知度アップに取り組んできました。

広告代理店さんからインスタやチラシ、新聞、テレビさまざまな媒体をご提案いただきましたが、まずはインスタに絞ってやっていこうと決まったんです。キャンペーンを実施して認知度を上げようと。今年の3月から5月までの3カ月間試してみましたが、来店につながるような成果はなく、肌感としても効果は感じられませんでした。明確な結果が得られず、いったん打ち切りに。

インスタの次に取り組んだことは何ですか?

時間とコストをかけ、あらゆる手段で潜在顧客にアプローチ

社内で検討した結果、ホームページはすぐにどうこうできないから、まずはGoogleのクチコミを増やそうと、QRコードを作成して発信しました。あとは、工務店さんのお客さまを連れてきていただこうと工務店さん向けのセミナーを開いたり、一般家庭へ配布するチラシを作ったり、OBのお客さまへDMを送ったりもしました。

チラシはポスティング業者さんに依頼して2000部。築年数を重ねたお宅に絞ってお願いしました。それでも結果はゼロ。唯一反応があったのが、OBのお客さまへのDMで1件……。

これまでの取り組みを振り返ってみていかがですか?

「お客さま」の思考を知らずして成果はない

今思えば、何も分からずやみくもにいろんな広告を試していたなと思います。インスタの中だけでもいろんなアプローチがある中で、何も分からず、どう活用していいのかも分からず、施工例を出していました。しかも不定期で。傾向性、流行、効果的な出し方、見栄えも学ばないと分からなかったですし、そもそもインスタは広すぎて届かないことすら知らなかった。

実際に来店されるお客さまは、Google検索で来られる方が圧倒的に多いです。広告するにしても、お客さまの行動のプロセスを突き詰めてやっていかないと成果なんて出ないと分かりました。

今回の研修を受けてみて、率直な感想はいかがですか?

専門家ならではの情報量と分析力に驚き

率直に、良かったです。知識もなければ時間もない中で、あれだけ内容の凝縮された研修は専門家のサポートなしではできないですよね。スキルの問題はもとより、仮にスキルがあったとしても、データ収集などの調査、そこからの分析……とんでもなく膨大な時間を要します。事務をしながらなんて大変すぎるし、絶対できない。自分たちだけで突き詰めてやるには時間がまったく足りません。本業でされているからこその情報量と分析力だと感心しました。

具体的な各取り組みについての感想はいかがですか?

暗中模索の状態から視界が一気にクリアに

お客さまの思考のプロセスを可視化する「カスタマージャーニー」には新鮮な気づきがたくさんありました。なんとなく頭で理解はしているものの、今回の研修で改めてお客さまの行動を細分化し、紙に落とし込んだことで、これまで整理できていなかったことに気づかされました。今すぐ買いたい人、まだ購入を考え始めたばかりの人、ひとくくりにお客さまといっても、思考の段階において求めているものが違うんですよね。可視化って本当に大事。お客さまを客観的に捉えることができました。

「キーワードツール」や「Yahoo!知恵袋」で、それぞれのお客さまが求めている価値を探すという手法にも驚きました。それが無料ツールだということにも。SNSやブログなど、お客さまの現在地によって、その思考の調べ方も多岐にわたるんですね。最終的に、各プロセスにいるお客さまに対して、私たちが何を提供していくべきなのかとうい部分が整理されて、今回の研修のゴール「集客」のためにすべきことが明確になりました。

人材研修という点においてはいかがですか?

主体的に取り組めるのは納得感があればこそ

一番良かったのは、参加者が納得感を得られたことですね。問題の答えや、やるべきことだけを提示されるのではなく、私たちがぶつかっている課題や今後やりたいことを引き出してもらいながら、それに合ったゴールへと導いてくれたからこそ得られた納得感だと思います。座学で知識を得て、その知識を生かして実際のワーク=実践をする。答えは自分たちで導き出したという実感があるからこそ、やらされているのではなく、自分たちで納得して今後も取り組めると思います。

今後の皆さんの取り組みとしてはどのようにお考えですか?

すべての取り組みの土台は「お客さまのベネフィット」

インスタは継続しつつ、ホームページの事例はテイストごとにまとめていく予定ですが、現在は冊子の制作を進めています。まだ今回の研修を100%生かせる段階ではありませんが、社内で繰り返し取り組むことで、自分たちのものにしていきたいと考えています。今後、何をするにしても今回の研修が土台となると考えています。

今後も黒瀬さんには、具体的なアドバイスや運用について一緒に考えてもらえるとうれしいです。結局は、最終的に結果につながらないとダメですから、さまざまな取り組みを進める中で、本当にそれが合っているのか、タイミングとしてはどうなのか、無駄な投資になっていないかなども聞きたい。それを専属的にできる社員がいるといいけど、普通はいませんよね。考える幅やスピード感など、社内だけでは限界があると思うので、そのあたりはサポートいただきながら効率的に進められたらいいなと思います。

今回の研修を勧めるならどんな人にお勧めしますか?

悩む前に、研修を通してやるべきことを洗い出す

「ウェブで集客をしたい人」「しないといけないと思っているけど、何をしていいか分からない人」ですね。「ウェブの知識がない人」「誰に頼ればいいかも分からない人」にも。お客さまのベネフィットを調査をすることで、取り組むべきことが見えてくると思います。だからまず、知識のない中であれこれ考える前に、研修を受けてみることをお勧めします。

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