自社のWebサイトはどんな人が見ていいるか気になりますよね。
性別や年齢、どんな興味関心事をもっているかなど、Googleアナリティクスで解析ができます。
今回は特に、どのようなデバイス(閲覧機器)でWebサイトを見てもらっているのかを調べたいと思います。
Googleアナリティクスでは、「モバイル」というページがあり、 desktop 、 mobile 、 tabletとデータを3つに分けて表示することができます。
desktop はいわゆるパソコンのこと、 mobileはスマホなどのモバイル端末 、 tabletはタブレットになります。
また、 mobileの中でも、上記のようにどのような端末で見ているかを知ることもできます。
「最近の人はスマホで見ている人が多いよねー」とか、「うちの業界は古いのでまだまだPCの比率が高いよ」とか、なんとなくは傾向がわかっていても、具体的な数値を知っている人は少ないと思います。
ただ、単にスマホが多いとか、PCが少ないとか表面上の数値だけをみるのは大変危険です。
ずっと書いている通り、目標があっての手段ですので、これらが目標に対してどう影響しているのかを知ることが大切です。
例えば、スマホの閲覧数は多いけど、実際に資料請求や購入といった目標を達しているのはPCのほうが多いといったことは珍しくありません。
一般的にスマホは移動中や時間つぶしなどの「ながら見」が多いので「見るだけで購入や資料請求に至らない」場合も多くあります。ただしリピーターの場合は気軽に注文できる分、スマホのほうが効率がいい場合もあります。
これらもきちんとアクセス解析で分析してください。
また、スマホ最適化サイトを作っているかどうかも、目標までのプロセスに影響があります。スマホからの閲覧者が多いのにもかかわらず、スマホサイトを作っていないと、見づらくすぐ帰ってしまうことも考えられますので、注意してください。
これは、デバイスごとに「直帰率」や「滞在時間」などを調べることによって判断ができます。
※直帰率とは・・・ 1 ページしか閲覧されなかった割合。(見に来たけどすぐに帰ってしまった人の率)