ウェブコンサルティングブログ - ネット広告

「この場所にいる人、ここによく来る人にPRしたい。」そんな要望にお答えする広告があります。

スマホにはGPSという位置情報システムがあります。

これを使って広告に活かすのが、ジオターゲティングです。



画像引用:Google



例えば、上記のように岡山大学にいる人(正確には人でなくスマホ)は、大学生である可能性が高いと考えます。

そこで、この場所にいる人には大学生向けの広告を出すということを考えるとこができます。

他に、病院や大型マンションなどの施設にいる人を対象にしたり、中には郵便番号ごとに区切って掲載する広告の種類もあります。

これらはリアルにそこにいる人、いた人が対象になりますので、「場所」というターゲティングが有効なシーンでは、活用の幅が広がるのではないでしょうか。


「うちのHPのお客さんはほとんどスマホから見に来ている」そんな人にお薦めなのが、スマホ広告です。

昨今ではスマホユーザーの増加に伴い、スマホ広告もとても広がっています。

代表例でいうと、Yahooニュースなどのタイムラインに掲載されるインフィード広告があります。





これはニュースサイトの中のニュースとニュースの間に、広告を紛れ込ませているので、ニュースコンテンツのように見せている特徴があります。
(もちろん広告であることは明示しています)

紙媒体でいうとペイドパブリシティ広告のイメージです。

ですから読み物だったり、情報コンテンツのほうが、たとえ広告とわかっていたとしても素直に受け入れてもらえるかもしれません。

これも、もちろん地域や興味関心に合わせてターゲティングすることが出来ます。








インターネット広告は200種類ほどあるといわれています。

代表格は先日ご紹介したリスティング広告ですが、もう一つの代表格はバナー広告(ディスプレイ広告)だと思います。

これらの最大の特徴は不特定多数ではなく「ターゲットを絞ったPRが可能」ということです。

例えば、Yahooニュースなどのページの右上に広告が出ているのをよく見かけます。



これらは、「見る人によって内容が変わっています。」

広告主の視点で考えると、「興味のありそうな人だけに絞って掲載する」ことが出来るということになります。

これはどういうことでしょうか?

例えば、釣りが好きな人は、「最新 釣り具」と検索したり、「アジの釣り方」と検索したりしています。

また、釣りに関するブログや、釣り情報のサイトなどを見ています。

インターネットでは、これらの行動データをもとに「この人は釣りに興味がある」と認識します。

ですから、ユーザーごと(正確にはブラウザごと)の興味関心を把握しているということです。

つまりこれを利用すると、釣りに興味のありそうな人だけに掲載するといったことが可能になります。

また、地域を絞ったり、年齢や性別を絞って掲載したりすることも可能です。

◆ターゲット設定方法の例
エリア:IPアドレス、ケータイの基地局やログイン情報など
興味関心:検索語句や閲覧サイトなど
性別・年代:ログイン情報、類似行動情報など

これらの広告は、掲載された数による課金方法と、クリックした数による課金方法があります。

いずれにしても、不特定多数ではなく「ターゲットを絞ったPRが可能」という大きな特徴を持っています。


インターネット広告の代表格であるリスティング広告。

Yahooなら「Yahoo!プロモーション広告」、Googleなら「Google AdWords」という商品名になります。

何か調べ物をする際に検索エンジンを利用する方も多いと思いますが、この検索結果に広告として表示されるので、「いま探している人」にPRできる特徴があります。

例えば、Googleで「岡山 ペットショップ」と検索した場合、私のPCの画面では下記のようになります。



Google および Google ロゴは Google Inc. の登録商標であり、同社の許可を得て使用しています。

上位に2つ広告が出てきました。(赤枠内)

これらは、広告主が登録したキーワードに対して表示され、岡山市にだけ出すなど、地域を絞って掲載も可能です。

ですから、「PCやスマホ」で「岡山市に住んでいて」「ペットショップを探している人」に「その場」で「タイムリー」にPRができるのです。

ウェブ活用するにはターゲットを絞って考えたほうが良いという理由は、こういった広告の仕組から考えてもお分かりいただけると思います。

ただし、検索結果は一覧で表示されるので「比較検討される」前提で考えないといけません。

つまり選ばれる理由がないと、どれだけターゲットに合わせて掲載できたとしても、成果は期待できないのです。

リスティング広告の活用については過去記事の「リスティング広告とベネフィット」もご覧ください。


ネット広告の代表格であるリスティング広告の設定を行う際には、キーワードと広告文をグループごとに分けます。

この分け方や、広告文、クリック先のサイト(LP)のキャッチコピーの作り方ものベネフィットで考えると作りやすくなります。

例えば、「○○ 格安」というキーワードなら、お客様が求めているのはズバリ価格です。
その際にあなたが価格に優位性をもっているのであれば、どうしてその価格が提供できるのかを広告文やサイトのキャッチコピーやコンテンツに表現します。

また「○○ 最速」であれば、早くほしいわけですから、当日発送や24時間対応などのコピーを入れておくと、ベネフィットに答えてくれそうな会社と判断され、見ていただく可能性が高まります。

「○○ プレゼント」なら、ギフト用として探しているのですから、パッケージデザインや郵送方法の選択をしたいはずです。
また、異性や年代の異なる方へのプレゼントなら、どういた基準で選ぶといいのかをガイドしてくれるようなコンテンツへ誘導するのもアリです。

その際には、さらに他社と比べて優位な点(差別的優位点)があるとなおいいでしょう。

つまり、キーワード・広告文・LPにおいても、選ばれる理由を明確にしてからスタートすると効果が全く違ってきます。

何でもかんでもキーワードに入れるののは、ミスマッチなクリックを招き、予算を無駄遣いするだけになるので、事前の準備がどれだけ重要かがわかります。


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