インターネット広告は200種類ほどあるといわれています。
代表格は先日ご紹介したリスティング広告ですが、もう一つの代表格はバナー広告(ディスプレイ広告)だと思います。
これらの最大の特徴は不特定多数ではなく「ターゲットを絞ったPRが可能」ということです。
例えば、Yahooニュースなどのページの右上に広告が出ているのをよく見かけます。
これらは、「見る人によって内容が変わっています。」
広告主の視点で考えると、「興味のありそうな人だけに絞って掲載する」ことが出来るということになります。
これはどういうことでしょうか?
例えば、釣りが好きな人は、「最新 釣り具」と検索したり、「アジの釣り方」と検索したりしています。
また、釣りに関するブログや、釣り情報のサイトなどを見ています。
インターネットでは、これらの行動データをもとに「この人は釣りに興味がある」と認識します。
ですから、ユーザーごと(正確にはブラウザごと)の興味関心を把握しているということです。
つまりこれを利用すると、釣りに興味のありそうな人だけに掲載するといったことが可能になります。
また、地域を絞ったり、年齢や性別を絞って掲載したりすることも可能です。
◆ターゲット設定方法の例
エリア:IPアドレス、ケータイの基地局やログイン情報など
興味関心:検索語句や閲覧サイトなど
性別・年代:ログイン情報、類似行動情報など
これらの広告は、掲載された数による課金方法と、クリックした数による課金方法があります。
いずれにしても、不特定多数ではなく「ターゲットを絞ったPRが可能」という大きな特徴を持っています。