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皆さん、こんにちは。岡山ウェブコンサルティングの黒瀬です。本日は、Web集客でなかなか成果が出ず、限界を感じている方に向けて、その根本的な原因と対策についてお話ししたいと思います。

もしあなたが、SEO対策、ネット広告、コンテンツマーケティング、SNSなど、様々な施策を頑張っているにも関わらず、集客に繋がらないと感じているなら、この記事はきっとお役に立てるはずです。
さて、早速ですが、Web集客がうまくいかない根本的な原因、それは一体何なのでしょうか?
結論から申し上げましょう。それは、**「新しい競合と比較した選ばれる理由がない」**からです。

あなたのライバルは日本全国、そして異業種にまで広がっている

「新しい競合」とは一体どういうことでしょうか?インターネットがこれだけ普及した現代において、あなたのビジネスのライバルは、もはや地域に限定されません。 日本全国の同業者が、あなたの顧客となりうる人々の選択肢に入っているのです。

「うちのような地域密着型のビジネスには関係ない」と思われた方もいるかもしれません。しかし、考えてみてください。例えば歯医者さんを探す場合、以前は近所の歯医者さんしか選択肢に入らなかったかもしれません。しかし今は、インターネットで検索すれば、車で30分圏内の、より自分のニーズに合った歯医者さんを探すことができますよね。

さらに、競争は同業種間だけではありません。市場の垣根を超えた、新しいプレーヤーたちが次々と現れています。
例えば、小売・卸売業界では、Amazonや楽天といった全国規模、あるいは世界規模のオンラインストアが競合となります。 サービス業においても、旅行業界では楽天トラベル、保険業界ではライフネット生命のような新しいプレイヤーが登場しています。

BtoBの業界も例外ではありません。印刷業界ではラクスルやプリントパック、広告業界ではYahoo!、Google、YouTubeといったインターネット広告メディアが、従来の競合に加えて大きな影響力を持っています。

地域密着型のビジネスにおいても、葬儀業界における「イオングループの葬儀」、害虫駆除における「白あり百番」、士業における各種ポータルサイトといった、インターネットを活用した新しい形の競合が登場し、顧客の選択肢を広げています。

なぜ「新しい選ばれる理由」が重要なのか?
このように、私たちは今、従来の競合に加えて、市場の垣根を超えた多くの新しい競合と戦わなければならない時代に突入しています。
昔ながらのやり方で、これまでと同じようなアピールポイントで戦っていては、なかなか顧客に選んでもらえません。なぜなら、顧客はより多くの選択肢の中から、自分のニーズに最も合ったものを選ぼうとするからです。

だからこそ、**新しい競合と比較した際に、「なぜあなたから選ぶべきなのか」という明確な理由、つまり「新しい選ばれる理由」**を持つことが、今のWeb集客において最も重要な鍵となるのです。

Web集客で頭打ちになっている原因は、新しい競合の台頭、そしてそれらと比較した際に顧客に選ばれる明確な理由がないことにあります。
この状況を打破するためには、まず現状を正しく理解し、**「新しい選ばれる理由」**を見つけることから始める必要があります。
次回の動画では、この「新しい選ばれる理由」をどのように見つけていくのか、具体的なステップについてお話ししていく予定です。ぜひ、今後の動画も楽しみにお待ちください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

文章:Youtube動画をもとにAIにより生成



インターネットを中心として、消費者の得られる情報が増加した現代では、その商品・サービスを知ったきっかけ(接点)と、他の商品とを比較検討する媒体、実際に購入する媒体がバラバラであることが一般的になっています。
これをオムニチャネル消費といいます。


例えば、ある家電商品を買おうとした場合、最初の知るきっかけはSNSだったり、雑誌であったりするかもしれません。
(このシーンではTVCMや看板、バナー広告などのプッシュ式広告が有効ですが広告料は莫大です)

そこで興味を持った消費者は、どんな商品なのかな?と思いながらスマホで検索してみます。
(ここではプル媒体としてウェブサイトが需要になります)

ただ、そこですぐに買ってくれるわけではなく、他の商品と比較して何が優れているのか、自分にはどれがあっているのかを検討します。
(ここではウェブサイトに差別的優位点が必要になってきます)

多機能な高額商品であれば、実際の商品を見てみたいのでお店に足を運ぶこともあるでしょう。
(ここでは顧客のベネフィットに対応すべくサービスの開発が重要です)

納得して購入を決めた消費者は、そのまま店頭で買うこともあれば、ネットで注文することも考えられます。
(貴社がもし実店舗なら、お店で買う利点を用意しておく必要があります)

そして商品を気に入った消費者は、SNSやブログ、Googleビジネスプロフィールなどの口コミサイトでシェアします。
(この際にはどんな差別的優位点を伝えてほしいか戦略的に考えておく必要があります)

このように、複数の接点を行き来しながら消費は行われますので、正直、全てのチャネルを最適にしておくことは難しいでしょう。
(サイトもネット広告もSNSも、チラシも看板もTVもと、たくさんの接点を最適な状態にしておくことは金額的にも労力的にも難しい)

それりも、他の競合と比べて「明らかに違う」という選ばれる理由をきちんと持って、それを世に伝えておけば、きちんと探し出して選んでいただけるのがネットの時代の良さでもあります。


コロナも5月には5類になることが決定しました。
企業活動も本格的に動きを増し、新しい時代に則した新しい戦略を考えているところも多いのではないでしょうか?
しかし、時代の流れは大きく変わってきており、どこの誰をターゲットに設定すべきか迷われている企業様も多そうです。

そのような際には、PEST分析がお奨めです。
PEST分析は主にマクロ環境(社会全体)の変化をとらえ、長期的な戦略を描くための分析方法です。
私たちもAB3C分析の「お客様」の定義の際に、必ず活用します。

具体的には、PESTの頭文字になっている、政治(Politics)、経済(Economy)、社会(Society)、技術(Technology)の4つの視点で、外部環境を整理します。
そして、その社会全体の大きな流れの中で、自社がどのような影響を受けるのかを明確化するのです。

私たちはそれに加えて、お客様の新しい需要にも着目します。
つまり、マクロの大きな流れの中で、お客様にどんな課題や需要が生まれているのかを分析し、そしてそこに自社の強みをどうぶつけていくのかを以前ご紹介したクロスSWOT分析で考えていくわけです。

①マクロの大きな流れを分析(PEST分析)
②お客様に生まれた新しい課題は何か(PEST分析の応用)
③それに対し自社の強みをどう活かしていくか(クロスSWOT分析)
こんな感じでしょうか。

下記に実際に私が考えた自社用のPEST分析をご紹介しますので、参考になさってください。




このたび経済産業省から認定情報処理支援機関(スマートSMEサポーター)に認定していただきました。
(1)データを活用したウェブ集客の支援
(2)新規事業、新商品開発のためのマーケティング分析
この二つのサービスで頑張っていこうと思っています。



ベネフィットの調査を行う方法は結構幅広い。
検索キーワードを分析したり、口コミサイトを分析したり、実際のお客さまへヒアリングをしたり・・・
これらをまとめたのが上の表です。

普段いろいろなマーケティングツールを活用している人は分かると思いますが、ネットには結構な情報が眠っていて、それを分析するだけでもかなりのことが分かったりします。
しかもほとんどが無料という・・・

その中で私が特に注力しているのは、①や②のサイト流入者などの「顧客」だけでなく、④の層である「非顧客」も見るということです。
非顧客は文字通り、まだ自社の顧客になっていない人ですが、これらの人に商品を買ってもらうのが売上を増やすためには重要で、ここを分析するとまだ知りえなかったようなニーズが分かったりします。


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