限られていた市場に垣根がなくなり全国が競合になりました。
ユーザーの選択肢が何百倍も広がったのです。
多くの競合社のいる中で、自社を選んでいただくには、それだけの理由が必要です。
例えば家具屋さんでいうと、岡山市北区にはどのくらいの店舗数があるでしょうか?
きちんとしたデータがないのですが、地域ポータルサイトであるエキテンには今日現在で92店舗登録がありました。
http://www.ekiten.jp/cat_furniture/okayama/okayamashikitaku/
これを指標として考えたいと思います。
対して、楽天のインテリア系の登録ショップ数は今日現在で2821店舗ありました。
http://directory.rakuten.co.jp/rms/sd/directory/vc/s19tz100804/
他のショッピングサイトや独自ドメインショップも含めると、とてつもない店舗数でしょう。
ちなみにGoogleで「家具屋」と検索すると約 5,530,000 件出てきました。
そういった中で、ユーザーはよりニーズに合ったものを探すために絞り込んで検索をするようになりました。
この「ユーザーによる絞り込み」がポイントです。
ネット検索とは、ユーザーがキーワードという単語で行う「絞り込み」なのです。
あなたの店舗は無限に存在する競合に対し、明確な違いがなければ選ばれなくなりました。ただの違いでなく優位性のある違いです。
そこで、全てのお客様のニーズに対応することは不可能なので、絞られたニーズにマッチすることにより、競合と違った優位性を持ち、選ばれる理由を作る必要ができたのです。
お客様を絞るというのは、お客様の求めている価値で絞るということになります。