アクセス解析 - ユーザーの分布 -

お客様はどんな人ですか?

女性ですか男性ですか?年齢はどのくらいですか?

性別や年代によって購入される商品は変わってきますよね。今日はそんなお話です。


Googleアナリティクスでは、訪問者の年代や性別も分かります。性別・年代ごとの流入数はもちろん、どのページをよく見ているのか、コンバージョン(資料請求や購入など)に至ったかどうかも分かります。


なぜ年代や性別が分かるかというと、まず1次情報として「各種サービスの登録情報」があります。

GmailやYahooのサービスを使う人も多いと思いますが、最初に性別や生年月日を聞かれませんでしたか?特にGoogleやYahooのサービスを使っている人はログインしっぱなしの人が多いので、このログイン情報で性別や年代を判別しています。


次に2次情報として、「類似行動」というものがあります。

例えば、先ほどの1次情報で40代の男性と判別された人がいたとします。この人のネット上の行動(サイトの閲覧など)に近しい行動をする人は、ログイン情報がなくても、おそらく40代の男性であろうと判断します。これは莫大なデータを基にしているので、識別率も高いようです。


このようにして得た情報を元に、年代や性別にあった取り組みをして行きましょう。

これはお客様から聞いた話ですが、あるカバンを販売するサイトがあり、ターゲットは通勤や通学に使うような10代後半から20代の若い男性に絞っていました。

商品やモデルの写真もなるべくカッコイイ感じに仕上げていたそうです。ところが、アクセス解析を見てみると、なぜか50代の男女が多く見ていることが分かりました。男性はわかるとしても女性もです。


なぜかわかりますか?


キーワードも合わせて調べていくと、実はプレゼント用に訪問している人が多いということが分かりました。おそらく入学や就職にあわせてご両親がプレゼントを選んでいるのだと思われます。


この場合、そこで終わってはいけません。


ターゲットと思っていた層と違う層が訪れているのですから、それにあったコンテンツやサービスを充実させていきましょう。

例えば、若い人のトレンドを紹介したり、利用シーンに合わせたお奨め商品などのコンテンツがあってもいいですし、プレゼント用の包装を用意すると喜ばれます。


あと、高年齢層によろこばれるのは、実は電話注文だったりします。

ショッピングサイトだからといって、ネットで購入する必要はないのです。

意外と、「ホームページみたんですが・・・」と電話する人は多いようですね。


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