アナリティクスには「目標到達プロセス」というものがあります。
目標の設定は大切ですよとお話させていただきましたが、一般的にWebサイトの目標に達するまでにはいくらかのプロセスを踏みます。
図は一般的なショッピングサイトのプロセスを簡単に書いたものですが、買い物かごに入れた人が100人いたとしても、最終的に注文に至った人は20人まで減っています。
80人はどこに行ってしまったのでしょうか?
せっかく買う気になってレジまで並んでくれていた人が、いつの間にかいなくなってしまったわけです。 これは、資料請求やお問合わせでも同じことが言えます。
ここでは、「お客様情報入力」から次のステップに進んだ人が、比率的には一番少ないことになりますので、ここをもし改善できれば、購入者を増やすことができるかもしれません。
この例で言うと、離脱率は80%ですが、 この離脱率を20%下げられたらどうなるでしょうか。 (つまり離脱率を80% ⇒ 60%に下げる。)
それだけで売上は20 ⇒ 40 になり、2倍に増えることななります。
Webサイトへの訪問数を倍にすることを考えるより、コチラを改善したほうが、売り上げへの貢献度は高いかもしれません。