インターネットの活用は、「自分の言いたいことを言う」ではなく、お客様のニーズに合わせた情報提供をしなくてはいけません。
それは、お客様は検索という「絞り込み」を行って、自分にあった情報を探しているからです。
今回はお客様のニーズを知る方法をお伝えします。
第二キーワードでニーズを探る方法は、以前のブログでサジェストを紹介しました。
もう一つの方法は、ネットの情報を集約する方法です。
お客様のお困りごとを集約しているサイトがあります。
教えてgoo、Yahoo知恵袋、OKWAVEといったQ&Aサイトです。
これらは、一般的には問題の解決策を得るために活用している人がほとんどですが、逆に考えると、「お客様のお困りごとを集めたサイト」とも考えられます。
Q&Aサイトには、サイト内検索がありますので、そこに気になるキーワードを入れてみてください。
例えば、「胃カメラ」と入れたらどうなるでしょうか?
引用:OKWAVE
このように、胃カメラに関する質問が4,195件並びました。
これらはお客様のニーズです。
これを分類していると、「料金」「バリウムとの違い」「痛みや苦痛」「鎮静剤や麻酔」などの質問が多いことがわかります。
ということは、これらを気にしている人、情報を欲している人、困っている人が多いということになります。
あなたがもし病院のWeb担当なら、これらを解決するためのサービスや、それを説明したコンテンツがあると、検索で引き当ててくれる可能性が高くなり、サイトの訪問者が増え、患者様が増え、喜んでくれる人が増えると考えると思います。
これが「選ばれる理由」となります。
さらにもっと深いニーズを探るには、やはり実際の患者様に聞くのが一番ですが、まずはこういったツールで大まかなニーズを探るということもできるので活用してみてください。