ウェブコンサルティングブログ - コラム

地元の経済情報誌、ビジョン岡山さんに記事を掲載していただきました。
掲載後、顧問先のお客様や商工会議所の青年部の仲間などから、大変多くの「見たよ!」「全国初おめでとう!」と声をかけていただけました。
ランチェスターや他の戦略でもよく言われているように、狭い業界に絞り込んで「1番をつくる」の強さを証明する出来事でした。
今後も地元企業の発展のために精進していきたいと思います。



このたび正式に「ウェブコンサルタント」として認定をいただきました。
ウェブアドバイザー・コンサルタントの最上位の資格となります。
身の引き締まる思いですが、地元岡山の企業様にデジタルとマーケティングの恩恵をお届けできるよう、引き続き精進してまいります!


最近、人に会うたびに「ChatGPTってどう使っているんですか?」とよく尋ねられます。
まずいえるのは、私のようなデジタルマーケティングを専業としている人はもちろんですが、企画・営業・事務・エンジニア・ライターなどたくさんの職種の方におススメできるツールだと思います。

ただしより効果的に使うにはいくつかのコツのようなものがあると感じます。

①質問力
AIに仕事をさせるにはプロンプトという命令文がたいへん重要です。ザックリとした質問にはザックリとした返事が返ってくるので、どれだけ「要件を絞り込めるか」がキモだと思います。

②深掘りする
会話(命令)は一度で終えず、「それってどういう意味?」や「○○についてもう少し詳しく」「○○の視点でもう一度」とか深掘りしていくことが重要です。そのためには使う側がどれだけベネフィットを理解しているかも重要なので、上記の質問力にもかかわってくるなと感じます。

③有料版を使う
無料版の3.5でもいいのですが、有料版の4.0はすごいです。
回答内容の違いはもちろん、意図していなかったようなことも、向こうから提案してくれたります。
月額20ドルは格安だと思います。

ちなみに「この業界のPEST分析をしてみて」とか、「この課題をニーズとウォンツの視点で考えてみて」といった、質問も可能です。
マーケティング用語を理解しているので、わざわざ勉強させる必要がないんです。

ただし、帰ってくる返事はあくまでも「優秀な一般論」なので、そこから何を導き出すかといったことはやはりプロのコンサルの出番だなと思います。
なので、「優秀な一般論者とのブレスト」にはめちゃめちゃ使えますよ。


「ChatGPTが作成したテキストはSEOに有効か?」
GoogleのBardに聞いてみたら、答えは「YES」。意外と前向きな答えが返ってきました。

ただし「ユーザーにとって有益な情報を提供する」という意味では、そもそもどんなベネフィットに対応すべきかという戦略性が一段と問われそうだし、そのベネフィットを理解している人が書かないと一般論に終始してしまいそうですよね。

サイトコンテンツの重要な指標である、エクスペリエンス(Experience)、高い専門性(Expertise)、権威性(Authoritativeness)、信頼性(Trustworthiness)の視点で考えると、たぶんGoogleは評価しないだろうと思います。

SEOに関してペナルティは受けないけど、評価もしないよ。という意味だと。

多少のテクニックはあるにしても、どれだけベネフィットを絞り込んで、差別的優位性のある視点でコンテンツが書けるかが重要ですね。


いろいろAIをさわってみましたが、これは大きな産業革命であることは確信しました。
賛否はあると思いますが、高級食パンや餃子の無人販売はただのブームなのか、インターネットやスマホもただのブームなのかと言うことを見極めるのがすごく重要です。

この時代に最も重要なのは「本質を見極めること・本物であること」だと思います。
これからはエクセルのような事務仕事や入力作業、簡単なデザインなど、パソコン仕事の大半はAIが代替していくと思われます。
巷で言われているように「作業」の仕事は機械に置き換わっていくでしょう。
おそらくホワイトカラーだけでなく、一部のブルーカラーの仕事も同じです。

そんなときに自分は何をすべきか。
人によって答えはそれぞれですが「作業」ではなく「本質的に必要なこと」に注力すべきと考えます。
もう少し難しい言い方をすると、ウォンツでなくニーズを解決するということです。

また、AI自体を開発する人、それを活用する人、使い方を教える人などいろんな職業も生まれるでしょう。
ただ、それも代替される可能性もありますが・・・
機械がなんでもしてくれるなら、人間は「本物」であるべきです。
いろんなものが大量に素早く作れる時代には、より「本物」の価値が上がります。
どんどん変わる世の中に一喜一憂することなく、ブレずにそこを突き詰めていきたいなと感じました。


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