ウェブコンサルティングブログ

戦略についての本などを見ると、お客様は絞るべき!とよく書いています。
私の好きなランチェスター戦略なども同じくそう書いてあります。

ではなぜ絞ったほうが良いのでしょうか?

対象がたくさんいると、それだけ多くの人をターゲットにできると考えてしまいますが、実は大半の人は興味がないため、関心を持ちません。

思い切ってターゲットを絞り、関心の強い人にPRしたほうが、結果的に集客はしやすいと考えます。

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また、多くの本でも紹介されているように、1位効果も大きいようです。

何かで1位になると、それだけで優位な状態になります。
何かに集中するということは「何かに精通する」ということです。
集中して精通して1位になると以下のようなメリットがあります。

・商品知識に幅と深みがでる
・外からの流出がやってくる
・口コミや紹介が多くなる
・集客コストが下がる
・時間や流通コストが下がる
・お客時間を増やせる

日本で1番大きな湖は誰でも知っていますが、2番目はあまり知られていません。
日本一の山も同じです。何かで1番になるということは、それだけ効果的ということです。

また、インターネット活用時代になると、消費者が情報を得るようになり、まさに情報の洪水の中にいます。
その中で、様々な方法で自分に最適な情報を得ようとしますから、より専門的な内容のWebサイトが選ばれるということも考えられます。

まさに「選ばれる理由」がないと、見てももらえないということになります。

では、何で絞ったらいいのでしょうか?

年齢?性別?地域?

方法としてはSTPというものがあります。
「セグメンテーション」「ターゲティング」「ポジショニング」というやつですね。
お客様を細分化して、どこに設定するかというやり方です。

方法は上記のようにいくらでもあるのですが、
では『自分(自社)は何で絞るといいのか』・・・だれも教えてくれません。
間違ってないかなと不安になります。

ここで困っている人はとても多いのではないでしょうか?

お客様の絞り込みは最初のとても高いハードルになるのですが、ヒントはベネフィットにあります。

お客様求めている価値で分類するやり方です。

ベネフィットについては、また別で書こうと思います。




インターネットの活用が進んでくると、どのような業種の企業であっても自社のホームページを制作し、あらゆるマーケティング活動に役立てています。

「今欲しい情報を自ら手に入れることができる」時代になったからです。

ところが、インターネットの登場は、企業のあらゆる競争のルールを変えてしまいました。

市場性というエリアの垣根はなくなり、競合がどこからともなく、次から次へと現れます。

そういった中で、お客様の求めているものと、商品やサービスを提供する自社、同じ価値を提供する他社と、三角関係の中での勝負を意識する必要が強まりました。

このブログでは、上記のような3Cという表を使って、インターネット活用時代における、競争の考え方をまとめています。


3C

インターネットの登場により、様々な企業活動において競争のルールが変わりました。


これまで決まったエリアでの競争であったものが、日本中の企業が競合となったのです。


この時代において、お客様の求めている価値が、自社の差別的優位点と合致しなければ、購入していただくことはできません。


私はこういった「選ばれる理由」をお客様と一緒に考え、ご提案していくことを使命としています。



アクセス解析ではWebサイトに来た人の地域を調べることができます。


来店型のビジネスの場合、多くのターゲットはお店から半径○○kmまでとかの地元の方々だと思いますが、Webサイトの場合は意外と圏外から流入が多い場合があります。


交通の便なのか、他の理由からか流入数の半分が想定ターゲット圏外という場合もあります。


B2BのビジネスやメーカーのWebサイトであれば特に地域性は関係なく、商品に特徴があれば外国からアクセスがあることも多々あります。


もちろん、ただアクセスがあるだけなら、単に調べものをしているだけかもしれませんので、これも目標に達しているか(コンバージョンがあるか)という指標が重要になります。


これらのデータをきちんと活用して、ターゲットに的確にPRしていきましょう。


自社のWebサイトはどんな人が見ていいるか気になりますよね。

性別や年齢、どんな興味関心事をもっているかなど、Googleアナリティクスで解析ができます。


今回は特に、どのようなデバイス(閲覧機器)でWebサイトを見てもらっているのかを調べたいと思います。


Googleアナリティクスでは、「モバイル」というページがあり、 desktop 、 mobile 、 tabletとデータを3つに分けて表示することができます。


desktop はいわゆるパソコンのこと、 mobileはスマホなどのモバイル端末 、 tabletはタブレットになります。


また、 mobileの中でも、上記のようにどのような端末で見ているかを知ることもできます。


「最近の人はスマホで見ている人が多いよねー」とか、「うちの業界は古いのでまだまだPCの比率が高いよ」とか、なんとなくは傾向がわかっていても、具体的な数値を知っている人は少ないと思います。


ただ、単にスマホが多いとか、PCが少ないとか表面上の数値だけをみるのは大変危険です。

ずっと書いている通り、目標があっての手段ですので、これらが目標に対してどう影響しているのかを知ることが大切です。


例えば、スマホの閲覧数は多いけど、実際に資料請求や購入といった目標を達しているのはPCのほうが多いといったことは珍しくありません。


一般的にスマホは移動中や時間つぶしなどの「ながら見」が多いので「見るだけで購入や資料請求に至らない」場合も多くあります。ただしリピーターの場合は気軽に注文できる分、スマホのほうが効率がいい場合もあります。


これらもきちんとアクセス解析で分析してください。


また、スマホ最適化サイトを作っているかどうかも、目標までのプロセスに影響があります。スマホからの閲覧者が多いのにもかかわらず、スマホサイトを作っていないと、見づらくすぐ帰ってしまうことも考えられますので、注意してください。


これは、デバイスごとに「直帰率」や「滞在時間」などを調べることによって判断ができます。


※直帰率とは・・・ 1 ページしか閲覧されなかった割合。(見に来たけどすぐに帰ってしまった人の率)


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