ウェブコンサルティングブログ

インターネットの活用は、「自分の言いたいことを言う」ではなく、お客様のニーズに合わせた情報提供をしなくてはいけません。

それは、お客様は検索という「絞り込み」を行って、自分にあった情報を探しているからです。

今回はお客様のニーズを知る方法をお伝えします。

第二キーワードでニーズを探る方法は、以前のブログでサジェストを紹介しました。

もう一つの方法は、ネットの情報を集約する方法です。

お客様のお困りごとを集約しているサイトがあります。

教えてgoo、Yahoo知恵袋、OKWAVEといったQ&Aサイトです。

これらは、一般的には問題の解決策を得るために活用している人がほとんどですが、逆に考えると、「お客様のお困りごとを集めたサイト」とも考えられます。

Q&Aサイトには、サイト内検索がありますので、そこに気になるキーワードを入れてみてください。

例えば、「胃カメラ」と入れたらどうなるでしょうか?



引用:OKWAVE

このように、胃カメラに関する質問が4,195件並びました。

これらはお客様のニーズです。

これを分類していると、「料金」「バリウムとの違い」「痛みや苦痛」「鎮静剤や麻酔」などの質問が多いことがわかります。

ということは、これらを気にしている人、情報を欲している人、困っている人が多いということになります。

あなたがもし病院のWeb担当なら、これらを解決するためのサービスや、それを説明したコンテンツがあると、検索で引き当ててくれる可能性が高くなり、サイトの訪問者が増え、患者様が増え、喜んでくれる人が増えると考えると思います。

これが「選ばれる理由」となります。

さらにもっと深いニーズを探るには、やはり実際の患者様に聞くのが一番ですが、まずはこういったツールで大まかなニーズを探るということもできるので活用してみてください。




今年の10月からGoogleは、個人情報の保護を行っていないページに対し、「保護されていません」と警告を出すと発表しています。

申し込みフォームやショッピングカートなど、個人情報を入力する項目がホームページ内にある方は特にご注意ください。

多くのホームページには、申し込みなどの入力フォームがあって、そこには住所や氏名、電話番号などの個人情報を入力するようになっています。

このページはSSLという暗号化を行い、悪意のある第三者に盗聴されないようにできるのですが、これをしていないサイトは、「保護されていません」と表示されてしまいます。

※まずはフォームやカートなどの個人情報入力ページのみのようです。

すでに対応が始まっているサイトもあり、Google Chromeのアドレスバーには、下記のように表示されています。



あなたのサイトはどうでしょうか?

もし、SSLを導入していない、またはよくわからない場合は、ホームページを作ってもらった制作会社や、社内のサーバー管理者、または身近にいる詳しい人にお問い合わせください。

すぐ見てわかる判断基準は、ホームページのアドレスを見ればわかります。

http://〇〇.jp はSSL化(暗号化)されていないページ
https://〇〇.jp と、「s」がついているのはSSL化(暗号化)されているページ

です。

何かを購入しよう、何かを申し込もうとしているお客様からすると、「保護されていません」と出たサイトでは購入を躊躇してしまう可能性があります。

警告表示についてはGoogleのヘルプページにも記載されていますのでご参照ください。

ちなみにSSLにも種類とレベルがたくさんあります。

今回は個人情報入力ページにSSLが入っていれば問題ないと思いますが、Googleではサイト全体をSSL化することを評価すると言っています。

これはSEOにも有効であると考えられますので、これを期にサイト全体をSSL化してはどうでしょうか。

また、SSLには第三者の盗聴以外に、サイト自体やサイト所有者の存在を明確にする意味もあります。

これについてはまた、別で書こうと思います。


「この場所にいる人、ここによく来る人にPRしたい。」そんな要望にお答えする広告があります。

スマホにはGPSという位置情報システムがあります。

これを使って広告に活かすのが、ジオターゲティングです。



画像引用:Google



例えば、上記のように岡山大学にいる人(正確には人でなくスマホ)は、大学生である可能性が高いと考えます。

そこで、この場所にいる人には大学生向けの広告を出すということを考えるとこができます。

他に、病院や大型マンションなどの施設にいる人を対象にしたり、中には郵便番号ごとに区切って掲載する広告の種類もあります。

これらはリアルにそこにいる人、いた人が対象になりますので、「場所」というターゲティングが有効なシーンでは、活用の幅が広がるのではないでしょうか。


「うちのHPのお客さんはほとんどスマホから見に来ている」そんな人にお薦めなのが、スマホ広告です。

昨今ではスマホユーザーの増加に伴い、スマホ広告もとても広がっています。

代表例でいうと、Yahooニュースなどのタイムラインに掲載されるインフィード広告があります。





これはニュースサイトの中のニュースとニュースの間に、広告を紛れ込ませているので、ニュースコンテンツのように見せている特徴があります。
(もちろん広告であることは明示しています)

紙媒体でいうとペイドパブリシティ広告のイメージです。

ですから読み物だったり、情報コンテンツのほうが、たとえ広告とわかっていたとしても素直に受け入れてもらえるかもしれません。

これも、もちろん地域や興味関心に合わせてターゲティングすることが出来ます。








あなたの商品はどのような時期に多く売れますか?

ネット活用を考えた際に、シーズン性というものも気になります。

例えば、「ふるさと納税」なら年末にかけて、「花見」なら3月から4月に検索やホームページ閲覧が増えるでしょう。

キーワードの検索時期の推移は、
Googleトレンドというサービスでご覧いただけます。

ただし、時期がありそうで実はあまり関係ない業種もあります。

例えば「婚活」はどうでしょうか。

Google および Google ロゴは Google Inc. の登録商標であり、同社の許可を得て使用しています。

これを見ると年々増えているようですが、時期による変化は少ないです。(2月とGWに少し増えます)

ちなみに、もっとシーズン性のありそうな「結婚式場」でもあまり時期による検索数の変化はないようですね。


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※「お中元」は分かりやすい例としてお見せしています。

では「シロアリ」はどうでしょうか。


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上記のように5月頃に急に跳ね上がっているのがわかります。

これは、羽アリが飛ぶ時期と重なっていて、ビックリしてあわてて検索する人が増えるのだと思います。

このようにコンテンツの公開時期や、広告の導入時期の指標として考えることもできます。


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