今度はBtoB市場のEC化率です。
(※ECとは電子商取引のことです。)
BtoBですので、企業と企業の取引ですね。
出典:経済産業省ホームページ
広義・狭義とEC化率が分かれています。
詳細は省きますが、注目すべきは、「20%以上のEC化」であるということです。
え?BtoCより多いの?と驚かれた方も多いのではないでしょうか?
実はこれには、秘密があります。
多くの企業間取引には、EDI(Electronic Data Interchange/電子企業間取引)やEOS(Electronic Ordering System/電子受発注システム)といった形でシステム化が進んでいます。
イメージでいうと、スーパーが卸売会社やメーカーから仕入れを行うのに、毎回FAXでやり取りしていると、莫大な商品数なので追いつきません。これをシステム化しているであろうことは、小売りの素人の私でも想像つきます。
こういったシステム化された取引も、電子取引ですので、ECと定義づけされています。
なーんだ。と思ったでしょうが、BtoB市場とはいえ、取引しているのは人間と人間です。
皆さんもお仕事で何かを探すときには、Googleなどで検索するでしょうし、取引先の商品の確認なども、ホームページを見たりしているはずです。
これらがEC化される可能性は高く、これからまだまだ伸びる市場であると思います。