いきなりですがクイズです!
上の図で、最も良いのは①ですよね。
では最も悪いのは何番でしょうか?
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答えは④・・・といいたいところですが、実は②の可能性が高いのです。
これはなぜでしょうか。
「移動」で例えてみるとわかりやすいですが、
・戦略とは「向かうべき行先」
・戦術とは「その方法」
です。
④の場合は行き先を間違えていますが、乗っていいる電車は鈍行なので、気づけばまだ方向修正に間に合います。
②は行き先を間違えたまま、新幹線や飛行機に乗っているので方向修正が難しく、最悪だと手遅れになってしまいます。
コロナ禍の中で、いまいろんな企業が新規事業に挑戦したり、新規でネットショップを始めたりしています。
これ自体はとても応援したい気持ちでいっぱいなのですが、上記を考えることを忘れてしまっていないでしょうか。
また、いまいろんなところで補助金や助成金がありますが、戦略がないままむやみにネットショップを作ったり新規事業を行ったりしても②になってしまう可能性が高いと感じます。
そういう意味では何でもかんでも補助金を出すのは私は反対です。
それよりしっかりと戦略(これから向かうべき方向)の方に時間もお金も使ってほしいです。
逆にここをきちんと考えたうえでの補助金の活用は、中小企業にとってとても助かりますし、チャンスも広がるので大変ありがたい施策だと思います。
コロナの影響もあってお客様と対面で打ち合わせがしづらくなっている昨今、Zoomなどのウェブ会議システムを使っている人も多いと思います。
しかし、Zoomなどは個人のお客様やITに不慣れな年配の社長さんと打ち合わせするにはどうしてもID登録やアプリのインストールで不便をおかけしてしまい、なかなか使えないという声も多くお聞きします。
今回新たに日本でも導入されたFacebookの「Messenger Rooms」を使えばこの課題が解決できるのではないかと思います。
「Messenger Rooms」の使い方
PCのブラウザははまだChromeにしか対応していないようです。
Messengerを立ち上げて、左上の①のボタンを押します。
そうすると「Messenger Rooms」が立ちあがりますので、②のボタンを押します。
いきなりビデオに自分の姿が出てびっくりしますが、まだ相手には何も見えていないので安心してください。
次に相手に見てもらうやり方ですが、③のボタンを押すと上記のような画面になるので、④の「ルームをロック」にチェックを入れて、⑤の招待用のURLを相手に送ってください。
送り方はメールやLINEなどなんでもOKです。
これで招待は終了です。
相手側の応対方法
次に相手側の応対方法です。
私の場合はスマホでやってみました。
送ってもらったURLをクリックするとこのような画面になるので、「リンクをコピー」をクリックします。
そうすると、リンクがコピーされた状態になります。
コピーしたURLをサファリ(ブラウザ)の⑥の位置にペースト(貼り付け)します。
そうすると上記のような画面になるので、⑦に任意のお名前を入れてください。
その後一番下の「ゲストとして参加」を押します。
そうすると、ビデオ通話が開始されます。
私の場合、PCとスマホで一人2役でやっているので、こんな感じになりました。
お恥ずかしい・・・
これでビデオ通話としては完了です。
画面共有のやり方
お仕事で使う場合、画面共有も使用されると思います。
再び、PCのホスト側(招待した側)の画面に戻りますが、下の方に⑧の「画面を共有」のボタンがありますので押してください。
そうするとこんな画面になりますので、共有したい画面を選択してください。
ブラウザの画面の場合選択肢に出てこないことがあるようなので、その場合は⑨の「Chromeタブ」から選ぶと良いと思います。
再び相手側のスマホ画面ですが、相手にはこのように見えています。
このように、ブラウザでホームページを見ながら話をするのはもちろん、PDF資料やパワーポイントなども画面共有して使うことができます。
以上です。
テレビ電話で画面共有はLINEでもZoomでもできるのですが、「相手にアプリのインストールが不要」というのがMessenger Roomsの最大のメリットではないかと思いますから、ぜひ使ってみてください。
【ご注意点】
これは私が使用してみての感想を元に記事をアップしています。
Messenger Roomsのセキュリティ上、その他の課題については検証はできませんので、自己の責任においてご活用ください。
今までゆっくりであった社会構造の変化が急加速します。
それに対応できない会社は生き残れません。
ダーウィンは言いました。
『最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である。』
これから真剣に取り組むべきはイノベーションです。
もう時代は戻りません。
ということで中小企業のイノベーションについてセミナーでお話ししています。
Zoomのセキュリティの脆弱性もあって、認証情報を盗まれるおそれが出ています。
◆独立行政法人 情報処理推進機構の記事はこちら
利用されている方は必ずアップデートをしましょう。
最新バージョンは「4.6.9 (19253.0401)」です。
※現在の最新バージョンでも脆弱性の影響を受ける可能性はあるそうですので、今後も必ず最新バージョンにアップデートするようにしましょう。
アップデートのやり方ですが、上の画面のようにZoomを起動させた際に更新のアナウンスが表示されていると思いますので、これをクリックして進めるだけです。
きちんと更新されているか確認したい方は、下の画面のように「ヘルプ」→「Zoomについて」と進んでいただくと今のバージョンが表示されますのでご確認ください。
今日現在の最新バージョンは「4.6.9 (19253.0401)」です。
※追伸
スマホをお使いの方は、Zoomのアプリをアップデートしていただくと良いと思います。
いろんな人からZoomってどうなん?と質問されることが増えてきましたが、テレビ電話のアプリはTPOにあわせて使い分けされると良いと思います。
▼LINEやMessengerでもOK
皆さんが普段使っているSNSにもテレビ電話機能があります。
普段使いはこれで充分と思いますし、機械操作に不慣れな方にZoomを改めてご紹介しても難しい場合もあるようです。
LINEですでにつながっている人同士なら、何か設定をすることなくすぐに始められますし。
これらは複数人でのテレビ電話も可能です。
例えば、建築現場などで現場スタッフから社長にホウレンソウなどするときにはこれで充分だと思います。
▼画面共有・ホワイトボードが使いたいならZoom
Zoomは通信が安定しているメリットもさることながら、大きな利点は画面共有ではないかと思います。
特にデスクワークをしている方にとって、テレワークや会議に参加される際に重宝します。
何でもかんでもZoomがいいわけでは無いので、使い分けましょう!